熊野古道  中辺路(大雲取越ー小雲取越)   平成26年3月21日ー23日

1日目(大雲取越) 大門坂バス停ー那智大社(西岸渡寺)ー小口ー小和瀬バス停
コースタイム
那智勝浦駅6;25=大門坂7;10〜西岸渡寺7;50〜舟身茶屋10;10〜地蔵茶屋11;50〜小口自然の家12;50〜15;00小和瀬バス停(テン泊)

今年の初詣で秩父34札所めぐりをしてちょっと札所に興味を覚えた。先週は和泉葛城山に行った最、西国札所4番の施福寺と3番の粉河寺にお参りした。
それでは1番札所はと調べると青岸渡寺だった。以前、熊野の奥駈を歩いたとき那智大社でお参りしたが、札所には全く興味はなく素通りしてしまった。
今回は1番札所 での納経を目標にしました。

1番と2番の紀三井寺は遠いがその一部は熊野古道の中辺路に属し非常に惹かれるものがあり、出かけてみた。
前日は那智勝浦の安ホテルに泊まる。有名ホテルへの
船に乗る人をうらやましく眺めた。5分ほど歩いて「はま湯」で温泉気分にひたった。

翌朝は那智勝浦駅で那智山行きバスに乗った、私一人だった。大門坂バス停で下車して
西岸渡寺にお参りした。那智の滝を遠めに眺めて、
いよいよ、大雲取越に踏み入れる。
那智高原休憩所で茎が振り出した。ビックリ!
林床は雪で化粧され、石畳と相まって雰囲気を醸し出してくれた。
舟見茶屋で夕べ泊まった那智勝浦を眺める。

林道に何回か会う、熊野の生活道であったのを感じる。地蔵茶屋で団体さん(台湾からの)がバスでやってきて歩く準備中だった。ここで初めて人にあった。
越前峠は中辺路の最高所らしい、手作りの札が沢山置かれていたが見苦しいと見た。
胴切坂という急な道を下る。大雲取登り口の案内がる所に降り立つ。小口の集落で食料の買出しをしたが期待したものはなく、カップ麺と缶詰を購入した。

古道の町の道、車道になる。小口自然の家(旧学校)を見ながら小口トンネルを通り抜けると小和瀬渡し場跡に着いた。
駐車場には小雲取を歩く人の車が停まっていた。

小和瀬バス停の駐車場にはトイレと水道があって便利です。河原にテントを張った。二分咲きの桜の下は風情満点。、



那智桂駅
那智山雪のバスに乗る
 
 
大門坂
ここから歩きだし
 
西岸渡寺
西国札所1番納経をします
 
那智の滝も拝みます

舟見茶屋
那智勝浦の湾が見下ろせます
 

林床が白くなって来ました
 
台湾からの観光客で賑やかな
地蔵茶屋
 
大雲取登り口

買出しをした小口の商店
 

 小口自然の家
 
小和瀬バス停の東屋
 
二分咲きの桜の下で



 2日目(小雲取越)  小和瀬バス停〜桜峠〜百間ぐら〜請川バス停〜本宮大社〜発心門王子休憩所(テン泊)
コースタイム
小和瀬6;15〜百間ぐら9;20〜請川10;50〜本宮大社12;15〜伏拝王子13;30〜15;00発心門王子休憩所(泊)

小和瀬の河原で目を覚ます。駐車場の東屋で朝食を済ませて橋を渡ると中辺路、小雲取越の案内がある。
時々、歌碑があるがなかなか読みきれない、読めたらもっと楽しいだろう。羊歯の多いところには羊歯の歌があった。

賽の河原地蔵には大仙院入沙弥、武蔵川越領鴨田村と読め、埼玉から来た者として興味深い。
百間ぐらでは開け展望が出来る。4ヶ月前に歩いた小辺路の道、果無山塊を懐かしく眺めた。
請川で国道168号に合流して本宮大社までは車道を歩く。

本宮大社は人ごみだ、軽く通過して三軒茶屋へ。
大社から発心門王子までは人気のルートらしく行き交う人も多い。
伏拝王子休憩所でシソジュースとゆで卵を頂き、小休憩をした。
果無山脈が近くに見える集落を通り過ぎる。

発心門王子休憩所は大きな駐車場とトイレがありテント泊には具合が良い。
休憩所も夕方は人もいない静かなところでした。



小和瀬の東屋で
川を眺めながら朝食
 
 
歌碑
ところどころに現れるが難読
読めたら楽しいだろうな
 
石堂茶屋跡の東屋

賽の河原地蔵
大仙院入沙弥、武蔵川越領鴨田村
と読める。
同じ埼玉に関連があるらしい

百間ぐら 
展望が良い

ナンバー杭、50番です
辺路の位置を知るのに便利です 

請川
食事ところ「しもじ」で昼食
 

本宮大社 
賑やかです

三軒茶屋
 

 伏拝王子の休憩所

水呑王子 
 
発心門王子休憩所
ここにテント


3日目 中辺路 発心門〜三越峠〜継桜王子〜近露王子
コースタイム
発心門6;10〜三越峠7;40〜蛇形地蔵8;15〜継桜王子11;35〜12;40近露王子13;16=14;25紀伊田辺

早朝、発心門王子のお手水で歯磨き、門をくぐって下る。赤木越の道が合流する。山腹が崩落したところを通過する。
植樹林のなかに民家が見えるがいずれも廃屋です。坂道の先に木の門が見える。近づくと三越峠関所跡だった。
休憩舎に立ち寄り、先に進む。湯川王子の先で迂回路の案内があり、仲人茶屋まで1時間30分かかると書かれている。
岩神峠を過ぎると獣避けネットをくぐりながら下る。
新高尾トンネル通過、継桜王子は雰囲気が変わる。とがの茶屋で休憩しようとしたがお留守でした。
近露王子の箸折茶屋で休憩をする。近くにテント泊して滝尻王子まで行きたいが明日中に帰宅するのは忙しい。
そこで今回の旅はここで終了した。



発心門跡で
口を清めて出発した
 
 
赤城越が合流する
 
痛々しい崩壊地
 
三越峠
休憩舎
 
迂回路が始まる
 
蛇形地蔵
 
岩神峠を過ぎると
獣ネットをくぐる
 
熊瀬川王子


モクレン
間もなく開きそうです
 
 
継桜王子
とがの木茶屋

近露王子
箸折茶屋
 

近露王子バス停